貧血/低血圧

寝起きが辛い…

不眠の中には寝起きが辛いというものも含まれます。

「朝起きるのが辛い」

と思う方の中に

というようなお悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか？

これらは一般的に”貧血”の症状として言われています。

ですが睡眠の乱れやストレスなどによって自律神経が乱れたとしても全く同じような症状が出るとも言われています。

・貧血と自律神経症状の見分け方

・貧血の対策

・自律神経の症状の場合の対策

・貧血不眠の当院の治療

についてご紹介いたします。

貧血と自律神経の乱れの違い

貧血と自律神経の乱れの症状は似ています。

一番見分けがつくのは血液検査だとされています。

貧血の場合は鉄不足が顕著にみられ、ヘモグロビンという酸素を運ぶ物質を作り出すことができません。

そのため息切れやふらつき、寝起きの悪さ、動悸等が起こります。

簡易的な貧血と自律神経の乱れの見分け方は、貧血の兆候を知ることが大切です。

貧血の兆候は主に

・顔が青ざめている

・目のふち（あっかんべーした時の目の裏の部分）が白い

・爪が割れやすい

・爪に縦線が刻まれる

などがあります。

自律神経症状ではこれらのようなものは発現しませんので、簡易的ではありますがご自身で確認できるかと思われます。

貧血の対策

貧血の１番の対策方法は食事です。

有効な栄養素をしっかりと補給することこそ、最大の対策です。

貧血の際に足りないとされる栄養素は”鉄”だけではありません。

最初にも述べたようなヘモグロビンを作るには、

・タンパク質（ヘモグロビンの元になる）

・鉄（ヘモグロビンの元になる）

・ビタミンB2（ヘモグロビンを作る補助）

・ビタミンB6（ヘモグロビンを作る補助）

・ビタミンB１２（ヘモグロビンを作る補助）

・ビタミンC（ヘモグロビンを作る補助）

・葉酸（ヘモグロビンを作る補助）

というようにたくさんの栄養素が登場します。

一般的に鉄をたくさん取りましょうと言われるのですが、

それだけで改善することもありません。

３食バランスよくと言われる理由はまさにここにあって、鉄だけでは治るものも治らないのです。

食事の例として

・タンパク質

　→卵、お肉、大豆など

・鉄

　→青のり、レバー、しじみなど

・ビタミンB２

　→レバー、アーモンド、魚肉ソーセージなど

・ビタミンB6

　→にんにく、ピスタチオ、マグロなど

・ビタミンB１２

　→しじみ、焼き海苔、レバー、秋刀魚など

・ビタミンC

　→赤ピーマン、ブロッコリー、キウイ、ほうれん草など

・葉酸

　→焼き海苔、ブロッコリー、枝豆など

自律神経症状の場合

貧血の症状は見られないけれど、

・寝起きが辛い

・体がだるい

・動悸がする

・疲れやすい

などのお悩みがある場合は自律神経の乱れが原因であることが多いです。

その際、できることとして

・朝日を必ず１０分は浴びる（カーテンを開けて寝るのがラク）

・寝る前の１～２時間前に３９～４０℃くらいの温度でお風呂に浸かる

・ラベンダーの香りを嗅ぐ

・運動をする

・朝に白湯を飲む

・寝る前１～３時間以内はスマホから目を離す

・深い深呼吸

などがあります。

自律神経を整えるいちばんの方法は何より深い睡眠ですので、当院では睡眠の質を上げる施術を行います。

貧血不眠の治療法

貧血の当院の治療法では主に２つあります。

鍼灸治療

→鍼灸では血を造る力を高めるために必要な臓器、特に腎臓や脾臓、肝臓などの機能を活性化させるための鍼を行います。

また、造血作用のあるツボ”血海””三陰交”などを用いて貧血にアプローチをしていきます。

カイロプラクティック

→カイロプラクティックの理論では、頚椎と呼ばれる首の骨の４、５、６、７番にずれがあると、

貧血になりやすい傾向があると言われています。

例えばストレートネックになってしまっている方や、首に衝撃が加わった経験のある方などは、

ずれることが多いです。また骨盤の影響が首まで及ぶことがあり、貧血になることもあります。

首の骨を矯正することで、そこを通る神経の圧迫がなくなり、スムーズな情報伝達が行われ、血が造られるようになるのです。

・自律神経不眠の治療法

これも鍼とカイロプラクティックを用いて施術をしていきます。

交感神経が異常に興奮して疲れている場合は、それを抑えて副交感神経が働くようにしたり、

逆に副交感神経が機能していないような場合は、活性化できるように、背骨を矯正して神経の通りを良くします。また鍼灸では、全身のツボを使って乱れた自律神経を整えます。

貧血か、自律神経症状かわからない寝起きの辛さやだるさは、鑑別をしっかりと行えば、

対策をとることが可能です。

貧血や不眠でお悩みの方はご相談くださいませ。

睡眠の質の低下・不眠・仮眠・中途覚醒など睡眠でお悩みの方はぜひご利用くださいませ

武蔵小杉/元住吉から徒歩５分【睡眠専門】治療室

”NEOCHI”